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公開日:2024年01月10日  
更新日:2024年01月10日

思わずニヤリ!塾講師あるある35選|笑いあり涙ありの共感話でちょっと一息!

目次

絶えない「苦労」と「笑い」そして、ときには「涙」もある仕事、それが塾講師。ときには塾講師でしか味わえない経験もするでしょう。この記事では、塾講師が思わず共感する「あるある」をいくつかのシーンごとにお届けします。

忙しい仕事だからこそ、ちょっと一息つくのも大事です。ニヤリとしてしまう「あるある」を通じて、日ごろの苦悩や喜びを分かちあいましょう!

塾講師の「生徒」あるある5選

塾講師は、生徒と過ごす時間が長い仕事ですよね。まずは、思わず共感してしまう「生徒」あるあるを5つ紹介します。

1.生徒に「お母さん」と呼ばれがち

生徒が「せんせ〜い!」と呼ぼうとして、うっかり「おかあさ〜ん!」と、あなたを呼んだことはありませんか?

なんとも可愛げのあるミスなので、思わず「は〜い!」と返事をしたくなりますよね。

2.夕方だけ働いていると思われがち

塾講師は「夕方だけ働いている人間」だと思っている生徒に遭遇しませんか?「先生、お昼はいつも何してるんですか?」なんて、まっすぐな瞳で聞かれることも…。

生徒と会うのは放課後がメインなので、朝から働く姿を知らないのは仕方ないですね。

3.「彼氏・彼女いるんですか?」と聞かれがち

「先生は彼氏・彼女いますか?」「結婚してるんですか?」などと、塾講師は質問攻めにあって返答に困りがち。

お年ごろの生徒は、恋愛トークにとても敏感ですよね…。

4.学校行事後の授業は欠席が多くて困りがち

学校行事と授業日が重なると、生徒は塾を欠席しがち。教室がスカスカで授業が進められなかったり、振替授業が発生したりすると困りますよね…。

運動会や文化祭、修学旅行帰りは要注意です。でも「まぁ仕方がないか〜」と思う気持ちがあるのも「あるある」。

5.今日が何曜日か聞かれがち

どのクラスにも「先生、今日っていつですか?」と聞いてくる生徒はいませんか?

「聞いているのは、日付?曜日?」質問に質問を返す不思議なやりとり…。今日がいつかを意識していないなんて、ある意味羨ましいものです。

塾講師の「保護者」あるある3選

ここでは、塾講師ならではの「保護者」あるあるを3つご紹介。生徒の次に関わりが深くなる保護者とのやり取りの中にも「あるある」は潜んでいます。

1.保護者の職業が気になりがち

保護者と話をしていると、職業が気になる経験もあるでしょう。どこかで見たような気がする、もしかして…

  • 学校の先生?
  • お医者さん?
  • よく行く店の方?

なんて探りを入れることも。

保護者が「学校の先生」だったとき、急に緊張しはじめるのも塾講師あるある。

2.保護者に子育てのことを聞きたくなりがち

塾講師をしていると、とてつもなく素直で優秀な生徒に出会うことがあるでしょう。そんなときは、保護者に「どんな育て方をしたら、こんな優秀なお子さんが育つんですか?」とついつい聞いてしまいたくなりますよね。

3.面談で同じような話題になりがち

保護者との面談で聞く生徒の話は、意外とみんな同じような話題になりがち。

最近の家での様子やおもしろエピソードなど、子どもの話題で一緒になって盛り上がることも。気軽にいろいろ話してくれることは、喜ばしいですね。

塾講師の「授業中」あるある5選

塾講師の仕事のメインは授業!きっと数々の出来事が日々起こっているはずです。そんな授業中に起こりがちな「あるある」を、5つご紹介します。

1.質問された問題が意外に難しくて焦りがち

塾講師をしていると、生徒から質問された問題が思いのほか難しくて焦ることもあるでしょう…。

でも経験を積めば、生徒が質問に持ってくる問題もだいたい見当がついてきて、自分の成長を感じられるのも「あるある」。

2.雑談が盛り上がって授業が押しがち

授業中の雑談は、生徒のモチベーションを上げるのに効果的な場合もあります。でも雑談が思いのほか盛り上がり、授業時間が押し気味になることも…。

3.連休明けの授業カミがち

ゴールデンウィークやお盆など、いつもより長い休暇の後の授業はとってもカミがち。試験休み明けの部活みたいな感じで、完全に感覚が鈍っていますよね。

「マサツーセッチュ、いやマサチューセッチュー!」(あれ?)マサチューセッツ州、ふぅ〜やっと言えた!

4.たまに生徒の名前が出てこず焦りがち

授業をしていて、急に生徒の名前が出てこなくなる瞬間がありませんか?名指しで生徒に解答を求めるタイミングで「あれ?名前が出てこない!」となると、ヒヤッとしますよね。

そんなときは生徒に知られないように、何かを確認するフリをして座席表や出席簿をコソッと確認しましょう。

5.誤字・脱字で笑いを起こしがち

自らも驚くような誤字・脱字をしてしまい、教室に意図しない笑いが起きがち。たいてい生徒の妙なニヤニヤやヒソヒソで、誤字・脱字に気がつくのも「あるある」ですよね。

逆に笑わせようと意図して放ったギャグがすべって、教室がシーンとなるのもまた「あるある」。

塾講師の「仕事」あるある5選

塾講師の仕事は、授業だけじゃありません。意外に多い雑務と営業活動。ここでは塾講師の仕事に潜む「あるある」を5つ紹介します。

1.印刷機の取り合いになりがち

ICTが普及しても、まだまだ欠かせないのがプリント教材。しかし、授業前はみんなが印刷したがるので、印刷機の取り合いになりがち。時期によっては、事務室が戦場のような空気に…。

2.赤ペンのインクすぐ切れがち

先生といえば、赤ペン。赤ペンといえば先生。作文の採点に英作文の採点、そしてテストの採点!気がつけば、あっという間にインクが!しかも、忙しいときに限って切れがち…。

3.指がプリントの枚数を覚えがち

1枚ずつ数えず、指の感覚だけを頼りにプリントを取ったときに、意図した枚数ピッタリになるときはありませんか?「15枚ピッタリ!」みたいな瞬間が訪れると、少し驚きますよね。まるで一流アスリートのように、ゾーンに入って指がプリントに触れる感覚が研ぎ澄まされているかのようです。

他ではほぼ役に立たないワザですが…なんだか嬉しい気分になるものです。

4.学校の先生をライバル視しがち

塾講師は、学校の先生をライバル視しがち。学校の先生よりもわかりやすく親身であることを目指し、生徒から「信頼されたい」と思う人が多いはず!

ときには学校の先生からもライバル視されていると感じることも…。

5.手の汚れがそのままになりがち

塾講師は手の汚れがそのままになりがち。忙しい1日の最後には、気がつけばマーカーのインクやチョークの粉があちこちに付いてしまっているなんてことも…。夢中で生徒と向き合っている「証拠」ですね。

塾講師の「プライベート」あるある5選

塾講師は、プライベートでも気が抜けませんよね!ここでは、塾講師の日常に潜む「あるある」を5つご紹介しましょう。

1.お店に保護者や生徒がいたら気まずくなりがち

休日や業務外のプライベートな時間は仕事モードOFFなので、外出先で保護者や生徒に急に遭遇するとドキッとすることも…。

そんなシーンを避けるために、わざわざ生活圏を変える塾講師が多いのも「あるある」ですよね。

私服を着ていると、意外にバレないのも「あるある」。

2.休日は昼まで寝がち

塾講師は、休日はお昼まで寝がち。気がつけば、お昼の12時に目が覚めることも。普段は夜がメインの稼働時間なので、どうしてもゆっくり寝るとこうなりますよね。

3.学生の話し声が気になりがち

カフェなどで勉強している学生の近くに座ると、ついつい会話が気になりがち。耳が勝手に反応してしまいます。

塾講師の職業病ですね…。

4.飲み会で生徒の話をしがち

業務が終わった後に、講師どうしで食事をしたり、飲み会に行ったりすることもあるでしょう。そんな場所でも生徒の話をしがちです。それほど生徒のことを考えているということですね。

5.エゴサしがち

塾の評判をエゴサーチしたことはありませんか?芸能人でもないのに、気になるときがありますよね。塾の口コミサイトや掲示板でよい書き込みを見つけると、ついついニヤリとしてしまいます。

塾講師の「若手時代」あるある3選

どんな塾講師にも若手時代があり、そこには誰もが受ける洗礼も。若手の方は実感を持って、ベテランの方は若いころを懐かしむようにご覧ください。

1.授業で冷や汗かきがち

若手の塾講師は、授業中に冷や汗をかきがち。授業がシーンとなったり、生徒の反応が悪かったりすると心配になりますよね…。

教えることの難しさに心が折れそうになる時期もありますが、必ず乗り越えられますよ!

2.初年度の予習は地獄になりがち

塾講師の初年度は、何もかも初めてで授業の予習が本当に大変。講習の時期は特に、いつもよりコマ数も増えて、予習が終わらずに不安な日々を過ごすことも…。

考えることが本当にいっぱいで、泣きたくなりますよね。でも、がんばった分だけ授業が成功したときの気分は最高です。

3.生徒の指導の仕方に迷いがち

経験の浅いうちは、生徒対応に困りがち。指導の仕方に迷ってしまうのは、若手講師の典型的な「あるある」ですね。

生徒には新人の先生であるかどうかはすぐ見破られるので、開き直ってください。とにかく成績UPに貢献して、少しずつ信頼関係を積み重ねていきましょう!

塾講師の「スキル」あるある3選

塾講師の仕事には、身につきやすいスキルもあります。代表的なスキルを、ここでは3つ紹介しましょう。

1.話すスキルが上がりがち

塾講師になると、人前で話したり、人と会話するスキルが高まりがち。授業・面談・保護者会など、とにかく話をする機会が多いからですね。

厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag しごと能力プロフィール』でも、傾聴力と説明力はお墨付きです!

2.教科知識がさらに身につきがち

塾講師になると、担当教科の知識がさらに身につきがち。生徒を惹きつけるためには教科書の知識だけでなく、マニアックな知識や最新情報も必要だからですね。何年経験しても、勉強に終わりはないと感じるでしょう。

3.マネジメント能力が身につきがち

塾講師を続けていると、塾長(教室長)や地区を統括する立場になることも。場合によっては、独立して自営することだって可能です。教室の運営スケジュールを組んだり部下の配置を考えたりするうちに、自然とマネジメント能力も身につきますよ。

塾講師の「やりがい」あるある3選

多くの塾講師が「塾講師になってよかった」と感じる場面にも「あるある」があります。ここでは、さまざまなシーンから厳選した3つをご紹介します。

1.生徒の成長に感動しがち

塾講師になると、目の前の子供たちの成長を感じて、いつも感動しがち。学習面はもちろん、人間的な成長に関われるのは塾講師という仕事の魅力の一つですよね。

先生のおかげで、
「数学の点数が50点上がりました!」
「期末テストで学年1位になりました!」
「志望校に合格して、夢が叶いました!」
という声を聞くことができたら、何にも代え難い「やりがい」を感じられますよね。

2.保護者から感謝されがち

塾講師は、保護者からも感謝される仕事ですよね。感謝の言葉をいただくだけでなく、ときには合格のお礼に「お手紙」や「贈り物」をいただくことも…。「お客さん」である立場の方から、こんなに感謝される仕事もないのでは?

「子どもを通わせてよかった」と感じてもらえたら最高ですね!

3.生徒から寄せ書き・手紙をもらいがち

塾講師は、生徒の卒塾や異動のタイミングで、生徒から寄せ書きや手紙をもらいがち。

もらった瞬間もうれしいですが、家に帰って見返す時間も幸せです。過去の寄せ書きを見返しても、元気をもらえますよね。生徒からのプレゼントは、塾講師の一生の宝物です。

塾講師に興味がある人の「疑問」あるある3選

ここでは、これから塾講師に挑戦してみたい方が、気になりがちな3つの疑問にお答えします。これから塾講師を目指す人は、ぜひ参考にしてください。

1.塾講師に向いている人とは?

塾講師になる人が絶対に失ってはならないものは、生徒に対する「熱意」です。子どもは「熱意」があるか否かを見透かすからですね。

どんなに説明が下手でも、自らのために最後まで一生懸命に向き合ってくれる大人の姿勢は子どもに伝わります。一方で頭が良くて説明が上手でも、生徒の人生のことを真剣に考えていない大人は信頼を失うでしょう。

初心者でもベテランであっても、目の前の生徒に注ぐ「熱意」は欠かせない資質です。

2.取得した方がいい資格はある?

塾講師になるために取得しなければいけない資格はありませんが、昇進や転職をしたいと考えるなら、資格の取得がプラスになるケースもあるでしょう。たとえば、以下のような資格です。

  • 英語検定
  • 漢字検定
  • 数学検定
  • 学習塾講師検定
  • 進路アドバイザー検定

資格の取得も大切ですが、それ以上に経験を積むことが大切です。授業や生徒対応・保護者対応の力は、実践しないと身につきません。もしあなたが学生なら、アルバイト経験を積むのもおすすめですよ。

3.塾講師にはどんなキャリアパスがある?

塾講師といっても、アルバイトから自営まで就業形態はさまざまです。ただし多くの塾講師は企業に勤める正社員で、次のようなステップでキャリアアップするのが一般的となっています。


塾講師

塾長(教室長)

管理職

経営層

何も経験がなく自営したりフリーランス(個人事業主)の塾講師になるのは難しいので、ノウハウを学んで独立するのが一般的です。また塾内での教材作成の経験から教材開発に興味を持ち、出版社や教育関連企業に転職する人もいますよ。

塾講師は日々のいろんな「あるある」がある仕事!

塾講師の日々は、楽なものではありません。しかし「やりがい」を感じられるシーンが多い仕事なのではないでしょうか?

現役の塾講師の方は、仕事に追われる日々をふとふり返ってみて、自己の「成長」や仕事の「やりがい」の源を再確認してみましょう。そうすることで、普段の仕事に対して新鮮な気持ちで取り組むことができるかもしれません。

これから塾講師を目指す方は、記事を通して感じた塾講師のリアルな心境や日常を、今度はぜひ肌で体験してみてくださいね。すべての塾講師の健闘を祈っています!

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