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公開日:2026年11月06日  
更新日:2026年09月10日

小学校の学級会はどのように進める?議題例やポイントを解説

「小学校の学級会はどのような流れで進めたらいいのだろう」
「議題はどうやって決めたらいいだろうか」

このような疑問をおもちの先生は多いのではないでしょうか。

小学校における学級会は、児童の自治の力を育てるうえで重要な活動のうちのひとつです。

この記事では、以下のような内容について詳しく解説します。

  • 学級会の進め方
  • 学年ごとの議題例
  • スムーズに学級会を進行するためのコツ
  • 学級会での先生の役割

学級会の準備をしている先生は、この記事を参考にしてより充実した学級会を目指してみてください。

小学校で行う学級会とは?

小学校の学級会とは、自分たちの学級の課題を解決するために、学級全体で話し合い、合意形成を行っていく場です。例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • トラブルをなくすためのルールを決める
  • みんなが仲良くなるための遊びを考える
  • 係活動をもっと活かす方法を考える

このように、学級会は学級生活の中から自分たちで課題を見つけ、自分たちで解決策やアイデアを考える活動となります。

学級会を行う目的とは?

小学校学習指導要領の特別活動編には、学級活動の内容に「学級や学校における生活をよりよくするための課題を見いだし、解決するために話し合い、合意形成を図り、実践すること。」という記述があります。その内容を達成するために、学級会が取り入れられていることが多いです。

学級会での「課題を見いだす→話し合う→合意形成」という流れによって、児童は次のような力を身につけることが期待できます。

  • 話し合いの進め方を理解し、目的に合わせて話し合いを行う力
  • 多様な意見を活かして合意形成を行う力
  • 自分たちで課題を見つけ、解決のために行動する自治的な力

このように学級会は、児童が自分たちで話し合って課題に対する解決策を考えることで、よりよい学校生活や人間関係を築くために行われています。

小学校の学級会の基本の流れ

ここでは、小学校の学級会の基本的な流れを解説していきます。さらに、すぐに取り入れられるモデル文も例としてまとめていきます。学年や議題によって内容が変わることもあると思いますが、どのような流れで進めたらよいのかわからないという先生は参考にしてみてください。

①はじめの言葉と役割の確認

はじめの言葉で学級会をスタートさせた後、全体で役割を確認します。

【はじめの言葉 モデル文】
司会「これから、第〇回学級会を始めます。今日の議題は○○についてです。みんなで意見を出し合って、良い話し合いにしましょう」

【役割確認 モデル文(司会者が呼ぶパターン)】
司会「今日の役割を確認します。司会は○○です。よろしくお願いします。書記○○さん、タイムキーパー○○さん、提案者○○さんです。係のみなさん、よろしくお願いします。」

②議題や提案理由の確認

次に、話し合いの内容に関わる議題と提案理由の確認を行います。提案者がいる場合は、提案理由を説明します。議題は話し合いの方向性を決めるものであり、提案理由は話し合う目的をはっきりさせるものです。話し合いの軸がぶれた場合はここに立ち返れるよう、黒板など全体から見えるところに書き示しておきましょう。

【議題確認・提案理由確認 モデル文】
司会「今日の議題は『○○について』です。提案者の○○さん、提案理由の説明をお願いします」

提案者「この議題を提案した理由は、今○○の場面でトラブルが増えているので、○○を改善しみんなが安心して過ごせるようにしたいと思ったからです。話し合いでは、○○を改善するためのアイデアを出し合い、クラスで実践するものを決めたいです」

司会「ありがとうございます。それでは、今日の話し合いでは、○○を改善するためのアイデアについて話し合い、実践するものを決めていきます」

③話し合いの進め方の確認

話し合いに入る前に話し合いの進め方、時間配分を全体で確認します。ここで進め方を確認しておくことで、話し合いの見通しをもつことができ、児童が安心して発言できるようになります。

【話し合いの進め方 モデル文】
司会「今日の話し合いは、『意見を出し合う(15分)→比べる(10分)→まとめる(5分)→決定・振り返り(5分)』で進めます。この流れに沿って進められるようご協力をお願いします」

④話し合いのルールの確認

児童全員が安心して参加できる学級会にするために、話し合いのルールを確認しておきましょう。「聞きやすい声の大きさと速さで」「最後まで聞く」などの、話し方・聞き方における基本のルールの徹底が、スムーズな会の進行に重要です。

また、特に意識したいポイントを「話し合いのめあて」として提示し、全員が意識できるようにすると児童の成長につながる学級会となります。最後には、ルールやめあてについての振り返りや、先生のフィードバックを行い、良かった点と課題点を明確にしましょう。

【話し合いのめあて モデル文】
司会「今回の話し合いのめあては、『友達の話を最後まで聞いて、みんなでよりよい解決策を考えよう』です。このめあてを意識して話し合いましょう」

⑤意見を出し合う

ここから本格的に話し合いに入っていきます。まずは、それぞれの児童が意見を自由に出していく「出し合う」段階から始めます。お互いの意見に対して否定をせずに出し合っていくことで、安心して発言できる雰囲気がつくられます。出た意見は書記が板書し、比べやすいように整理できると良いでしょう。

発言が滞った場合や、抽象的な意見に対しては司会が「まだ言っていない人はどうですか?」「もう少し詳しく教えてください」など意見をうながしましょう。

【モデル文】
司会「まずは、意見を出し合う時間です。どんな意見でも大丈夫です。理由も一緒にたくさん出してください」

⑥意見を比べる

次に、出た意見を比べてまとめていきます。良いと思った点、心配だと思った点を、提案理由や条件と照らし合わせて整理していきます。板書を見て整理していけるよう、良い点は青、心配な点は赤などで色分けしたり、似ている案は丸で囲ったり線でつないだりすると、見やすくなります。

【モデル文】
司会「今から意見を比べる段階に入ります。今出ている意見に対して、良い点や心配な点がある人は教えてください」

⑦意見をまとめる

比べる段階で整理した意見をまとめ、合意形成を図ります。議題と提案理由とを照らし合わせ、実現可能かどうかを確認し、心配な点についての改善点を整理します。意見の違いを認め合って、折り合いをつけ、みんなが納得できるような解決策を目指しましょう。

【モデル文】
司会「今から意見をまとめる段階に入ります。整理した案の中から実行する案を絞っていきます。良い点が多く上がっているのは〇案ですが、これに対して意見はありますか」

⑧解決方法の決定、振り返り

話し合いが一通り終わったら、決まった案を全体で確認し、先生の話や振り返りで学級会は終了です。話し合いのめあてが達成できたか振り返ったり、先生が話し合いの様子をフィードバックしたりすることで、次につながる学級会の時間となります。

【モデル文】
司会「今の話し合いをまとめると、○○という案になりました。この案に賛成の人は手を挙げてください」

司会「この案を今回の学級会の決定とします。これで第〇回学級会を終了します。それでは、振り返りを行いましょう」

児童が学級会の流れに慣れるまでは、台本や黒板表示のマグネットなどを使って手順を示すと安心して進められます。流れを意識した進行を行うことが、児童会活動や中学校での話し合いにもつながっていきます。

学級会における役割とその仕事

学級会で役割を割り振ることは、話し合いをスムーズに進めるとともに、児童が自分たちで話し合いを進める自治的な力を育てることにつながります。ここでは、学級会で割り振られる主な役割と、具体的な仕事内容についてまとめていきます。

司会

話し合いの中心となる役割で、会を進行して参加者に意見をうながしたり、話し合いを次の段階に進めたりする仕事を行います。責任が大きい役割なので、実態に応じて2人体制で行ったり、副司会と仕事内容を調整したりして安心して取り組めるようにしましょう。

【仕事内容】

  • はじめの言葉
  • 議題、提案理由の確認
  • 話し合いの段階の切り替え
  • 発言の指名
  • 意見の整理
  • 決定の確認

副司会

司会のサポートをする役割で、司会がスムーズに学級会を進行できるよう補助します。

【仕事内容】

  • 司会が困ったときのフォロー
  • 話が脱線したときの補助
  • 意見の整理

(実態に応じて司会と仕事内容を調整する)

書記

話し合いの黒板記録、ノート記録を行います。出た意見をわかりやすくまとめる重要な役割です。ノート記録1人、黒板記録2人など負担にならないよう仕事を割り振りましょう。

【仕事内容】

  • 出た意見を端的に記録する
  • 良い点/心配な点の分類
  • 似た意見を丸で囲んだり、線でつないだりする
  • 決定事項をまとめる

提案者

基本的に議題を提案した人がなり、提案理由を示して、出た意見が議題と合っているかを確認しながら話の方向性を維持します。

【仕事内容】

  • 提案理由の説明
  • 議題についての現状、課題、願いを伝える

タイムキーパー

時間管理を行う役割で、予定時間通りに話し合いが進むよう、司会と連携をとります。

【仕事内容】

  • 残り時間を伝える
  • 段階の切り替えを司会に伝える

これらの役割がある人は、全体から見える前の位置に座り、役割が書かれたプレートを立てておくと全員がひと目でわかります。役割が意識できるような環境設定が、児童の責任感につながります。

議題設定までの流れ

議題は、学年や状況によってさまざまな決め方がありますが、基本的には「①課題の発見②課題の具体化③提案理由の整理④議題の設定」の流れで行うとスムーズです。

まず、学級の中にある「困っていること」「もっと良くしたいこと」から生まれる児童の思いを取り上げ、学級会で扱いたい内容を決めます(①)。課題が見つかったら、「誰が困っているのか」「なぜ困っているのか」など課題を具体化し、議題に近づけていきます(②)。課題が具体化したところで、提案理由・学級会で話し合いたいことを整理します(③)。そして、整理された提案理由・話し合いたいことをもとに、議題を設定します(④)。

課題の発見や具体化は、日頃の児童との関わりの中で拾い上げながら進め、学級会の開催が具体化したところで、提案者になる児童とともに提案理由と議題を整理していくとスムーズに進みます。

低学年の場合は、児童から出た課題をもとに先生が議題を設定し、中学年以降は先生が支援を行いながら、児童が提案理由の整理から議題設定まで行えるとよいでしょう。より児童中心で進めるために計画委員会を立ち上げて、学級会の内容を具体化させる場合もあります。

【学年別】学級会で使いやすい議題例

ここでは、実際に話し合いが深まりやすい学級会の議題例を、学年別・目的別に整理してまとめていきます。学級の現状と照らし合わせながら、児童と議題を決める際の参考にしてみてください。

低学年向けの議題例

低学年では基本的な生活習慣や、約束や決まりを守ることの大切さに気づけるような議題を設定できると良いでしょう。

【生活・遊びに関する議題】

  • 雨の日でも楽しく遊ぼう
  • 休み時間にみんなで遊ぼう
  • チクチク言葉をなくそう
  • 廊下を安全に歩こう

【学習に関する議題】

  • 授業の準備スピードアップ大作戦
  • 音読の時間をもっと楽しもう
  • 本をもっと好きになろう

【行事に関する議題】

  • お楽しみ会をしよう
  • 係の発表会をしよう
  • 運動会応援がんばり大作戦

中学年向けの議題例

中学年では、集団のために自分の役割を自覚して進んで行動できるような議題を設定すると良いでしょう。

【生活改善の議題】

  • 給食準備をもっとスムーズにしよう
  • 掃除をもっと丁寧にしよう
  • 忘れ物を減らそう

【行事に関する議題】

  • 遠足の決まりを決めよう
  • 学芸会を成功させよう

【人間関係、クラスづくり】

  • みんなが話しやすいクラスにしよう
  • 係活動をもっとよくしよう

高学年向けの議題例

高学年では、自他の良さに気づき、目標に向かってそれぞれが努力できるような議題を設定すると良いでしょう。

【学級運営の議題】

  • 学級目標をどう達成するか
  • 委員会活動をよりよくするには
  • 係活動を効率よく進めるには

【生活課題の改善】

  • トラブルを減らすには
  • 休み時間の過ごし方を改善するには
  • 掃除の質を上げるには

【行事に関する議題】

  • 修学旅行を成功させるために
  • 運動会でクラスが団結するために
  • 卒業に向けてクラスで取り組みたいこと

学級会を充実させるための4つのコツ

学級会を成功させるためには、事前準備や場づくりが大切です。ここでは、学級会成功のコツを4つ紹介します。

1.議題の質を整える

議題の質を整えることは、学級会全体の質に関わるとても重要なポイントです。議題の質が良いと話し合いは自然と深まり、児童の自治の力が育ちます。良い議題条件としては以下のようなものがあります。

【良い議題の条件】

  • 具体的
    ×「仲良くするには」→〇「休み時間のトラブルを減らすには」
  • 児童が変えられる範囲になっている
    ×「掃除の仕方を変えよう」→〇「より教室をきれいにできるような掃除の工夫を考えよう」
  • 実際に出た困り感や願いをもとに考えられており、児童の中で切実感がある
  • イメージしやすく、行動にうつしやすい
    ×「もっと楽しい学校にしたい」→〇「休み時間をみんなで楽しく過ごすには」
  • 「出し合う→比べる→まとめる」の流れに沿って話し合いを進めやすい

学級の実態に根ざした具体的な課題であるほど、児童は自分ごととして話し合いに参加しやすくなり、行動にもつながります。児童が議題を決める際には、視点としてこれらの条件を示せると良いでしょう。

2.提案理由を伝わりやすくする

提案理由が参加者にしっかりと伝わることで、話し合うべき内容が明確になり、充実した学級会になります。提案理由には、次の3つを入れるようにすると良いでしょう。

  • 現状(今どうなっているか)
  • 課題(どんな困りごとがあるか)
  • 願い(どうなってほしいか)

【例】議題:ボール遊びのルールについて

提案理由:今、休み時間のボール遊びでトラブルが起きています。原因は、誰がボールを使うのかと、誰がボールを片付けるのかがはっきりしていないからだと思います。このままだとみんなで楽しく遊ぶことができません。みんなが楽しく安全に遊べるようにするために、この議題を提案します。

3.役割について打ち合わせをしておく

先生は役割をもつ児童と事前にそれぞれの役割について打ち合わせをしておくことで、当日に落ち着いて進行をすることができます。

例えば、司会・副司会は、議題から意見として出てくるであろう意見をあらかじめ予想しながら、発言の指名の仕方、反対意見の扱い方まで組み立てておくと、当日の混乱が小さくなります。

書記は、意見のまとめ方、良い点/心配な点の区別の仕方などを確認しておくと良いでしょう。必要に応じて、議題や提案理由、話し合うことなどをあらかじめ模造紙に書いておくと、当日に掲示するだけになるので負担が小さくなります。

このように、事前に役割をもつ児童と先生で打ち合わせをし、児童が見通しをもてるようにしておくことが重要です。

4.段階の切り替えを明確にする

話し合いの「出し合う・比べる・まとめる」それぞれの段階を区切り、今話し合いのどの段階なのかを明確にすることで、参加者が発言を調整しやすくなり、司会も安定した進行ができます。

段階の切り替えを明確にするためには、司会が伝えるのに加え、板書でも視覚的に今の段階がわかるような手立てができるとよいです。例えば、黒板の『出し合う・比べる・まとめる』の題字に、『今ここ』の矢印やマグネットを貼って目立たせるなどの方法があります。

先生と児童で役割の確認を行ったり、学級会の前に児童が議題に対する自分の考えをまとめる時間をとったりするなどの事前の準備が、児童の成功体験につながり、話し合いの質向上にもつながっていきます。

学級会での先生の3つの役割

児童主体で行う学級会における先生の役割としては、「前に立つ人」ではなく、「児童が動けるように支える人」であるという意識をもちましょう。ここでは、学級会での先生の主な役割を3つ紹介します。

1.役割をもつ児童へのフォロー

学級会中には基本的に先生は介入せず、見守り支える立場となります。司会や書記が困っている様子が見られたときはすぐにそばに行き、そっとヒントを出すようにしましょう。

書記へのフォローのときも、先生が書くのではなく、「ここに今の意見を書いてごらん」「ここは印をつけてみよう」と助言をしましょう。基本は児童自身で学級会を進められるよう、先生がフォローしていくことで、児童の達成感につながります。

2.話し合いの流れをさりげなくコントロール

基本は児童が自分たちで学級会を進行していくことが大事ですが、場合によって話題が脱線してしまったり、合意形成がうまくいかなかったりすることがあります。そのようなときには、先生が司会に話題を戻すよう促したり、条件を確認させたりして、話し合いの流れをさりげなくコントロールします。回数を重ね、児童が学級会の進め方に慣れてきたら、この支援を少しずつ減らしていけるようにしましょう。

3.終わった後はしっかりとフィードバック

学級会が終わった後は、先生の目線から学級会全体の良かった点と、改善点をしっかりとフィードバックします。また、司会や書記などの役割がある児童に対しても、それぞれにしっかりとフィードバックをし、頑張りを認めるようにします。これにより、児童が自信をもつことができ、児童主体の学級会づくりが進んでいきます。

学級会を学級経営に活かすポイント3つ

学級会を学級経営に取り入れていくことで、学級全体を自治的なものに育てることができます。学級会を学級経営に活かすポイントを3つ紹介します。

1.学級会で学級の課題を扱う

学級会で積極的に学級の課題を扱うと、学級全体の問題を自分たちで解決しようとする意識が高まります。学級の課題の見つけ方としては、以下のようなものがあります。

  • 日常で頻発しているトラブル(ケンカ、忘れ物、給食や掃除で時間がかかる、など)
  • 児童のつぶやき(「休み時間がつまらない」「給食の残しが多い」など)
  • 先生が感じる違和感(「何となく落ち着かない」「係活動が機能していない」など)

見つけた課題は児童と共有し、原因を整理することで、議題として整えられます。「課題発見→議題の決定と学級会の設定→学級会開催→決めたことの実行」を繰り返すことで、先生の指示を待つのではなく、自分たちで学級をつくっていく自治の意識が高まっていきます。

2.学級会で決めたことを実践できるようにする

学級会は、決めたことを実践することで意味をもちます。そのため、学級会で決めたことを実践できるように児童と相談しながら整えていくことが大切です。決まったことを実践できるようにするための手立てとしては、以下のようなものがあります。

  • 「いつ、誰が、どのように」やるのかを細かく話し合っておく
  • 黒板や掲示で決めたことを見える化する
  • 実践できたことはすぐに先生がフィードバックする

学級会で決まったことについては速やかに、役割・期限・方法まで話し合って決めておき、見える化して児童が意識できるようにしましょう。実践できたら、先生がすぐにできたことに対してフィードバックすることで、児童が「やってよかった」と感じられるでしょう。

3.学級会を学習と結びつける

学級会に関連する活動の中には、他の教科の学習に結びつく内容が多く含まれています。例えば、「理由をつけて自分の意見を伝える→国語」「他の立場に立って考える→道徳」「合意形成の仕方や公共性について学ぶ→社会」のような内容が当てはまります。

学級会を他の学習と切り離して考えるのではなく、他の教科で学習したことを思い出し、それを活かしながら学級会を進めていくことで、児童のスキルが身につく機会となります。

児童が自分たちで議題提案から話し合い、実践まで進められるよう、「議題提案カード」や「学級会ノート」「進め方マニュアル」などを用意しておくのもおすすめです。

学級会で学級の自治力を伸ばそう

学級会は、児童が自分たちの生活の課題を解決していくためのとても大切な活動です。学級会をうまく取り入れていくことで、学級全体の自治の力が育っていきます。

学級会をスムーズに行うためには、議題や提案理由を整えること、司会や書記など役割がある児童としっかり打ち合わせをすること、話し合いの流れとルールを全体で共有しておくことなどが大切です。学年や実態、児童の切実感に合わせた議題を設定して、学級経営につながる学級会を行っていきましょう。

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