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公開日:2026年01月30日  
更新日:2026年01月13日

塾でオンライン授業を導入するメリットとは?|成功のポイントと運営の工夫を紹介

「私の塾でもオンライン授業を取り入れてみたい」
教育を取り巻く環境の変化や塾の将来を見据え、そのように考えている塾の先生も多いのではないでしょうか。

教室運営の幅を広げ、生徒一人ひとりの学び方に合わせた指導を実現できる点が注目されているオンライン授業。コロナ禍をきっかけに導入する塾が増え、いまでは学び方の多様化に対応する手段として定着しつつあります。

そこで、この記事では、塾でオンライン授業を導入する際に知っておきたいメリットと、成功につなげる運営の工夫をわかりやすく紹介します。オンライン授業を通して、指導の質を高め、教室運営に生かすための実践ヒントとして、ぜひご活用ください。

塾で広がるオンライン授業

オンライン授業は、コロナ禍をきっかけに一気に導入が進み、現在は臨時の対応にとどまらず、塾の授業スタイルの一つとして定着しつつあります。

オンライン授業を経験した生徒は年々増えており、保護者からも「送迎の負担が減る」「自宅から安心して受講できる」といった声が聞かれます。こうしたニーズの広がりを受けて、通塾にこだわらない学び方を取り入れる塾も増えているのです。

また、学びの多様化が進む中で、時間や場所にとらわれずに学べる環境を整えるといった意味でも、オンライン授業を継続的に取り入れる動きが広がっています。

オンライン授業は、もはや特別な取り組みではなく、授業の形式や時間の使い方を柔軟にできる身近な選択肢として定着しつつあるのです。

欠席時の振替授業や家庭でのフォローなど、状況に応じてオンラインを活用する塾も増えています。

オンライン授業のスタイル

オンライン授業には、いくつかのスタイルがあります。ここでは、塾でどのように使い分けられるのかを見ていきましょう。

ライブ配信型

先生と生徒が、通信画面を通してリアルタイムでやりとりするスタイルです。

板書や図を画面共有しながら解説したり、生徒に質問を投げかけたり、質問を受けたりすることで、教室での授業に近い感覚で進められます。

たとえばオンライン英会話も、ライブ配信型のひとつです。ネイティブ講師との発話練習を通して、発音や会話の自然なリズムを効果的に学ぶことができます。また、欠席した生徒が自宅から参加するときや、体験授業をオンラインで行うときにも、ライブ配信型が活用できます。

先生がリアルタイムで反応を見ながら指導できるため、生徒が集中力や参加意識を保ちやすいのが特徴です。

録画(オンデマンド)型

あらかじめ授業を録画して、生徒が自分のペースで動画を視聴できるスタイルです。

好きな時間に学べる点が大きな特徴で、たとえば、朝のすきま時間に予習したり、夜の集中できる時間に復習したりと、生活リズムに合わせて学習できます。

何度も繰り返し見られるため、定期テスト前の総復習や理解が追いつかなかった部分の見直し、得意分野の先取り学習など、重点的に取り組みたい場面でも効果的です。

録画型は、生徒自身が主体的に学習をコントロールできるスタイルとして有効です。理解の定着や自主学習の促進に役立ちます。

ハイブリッド型(対面+オンライン)

教室での対面授業とオンライン授業を組み合わせるスタイルです。

たとえば、知識をインプットする部分は生徒が録画で学習しておき、教室では対面指導で応用問題の演習にじっくり取り組む、というように時間を有効に使えます。

個別指導なら、演習を録画教材で進めておき、対面授業では理解が不十分な部分を中心に指導する、という方法も効果的です。

また、普段は教室で学び、荒天や体調不良のときにはオンラインに切り替えるなど、状況に応じた柔軟な運用も可能です。生徒は安定して学習を続けられ、保護者にとっても安心感につながります。対面授業の良さを残しながら、オンラインの便利さも取り入れられるスタイルです。

オンライン授業を導入する際は、どれか一つのスタイルに決めるのではなく、複数を組み合わせて活用する方法もおすすめです。組み合わせることで、生徒の状況や目的に合わせた指導がしやすくなります。

オンライン授業のメリット

オンライン授業を取り入れると、先生や塾にとって、どんな効果があるのでしょうか。
ここでは、オンライン授業を導入することによるメリットを見ていきましょう。

場所や時間にしばられずに運営できる

オンライン授業の大きな魅力は、場所や時間にしばられずに授業を運営できることです。台風や大雪などで塾生が教室に集まれない日でも、授業を継続でき、学習計画が崩れにくくなります。

また、近隣だけでなく遠方に住む塾生にも指導を届けられるため、教室の立地にとらわれない柔軟な運営が可能です。部活動で忙しい生徒や、通塾時間を確保しにくい生徒にも対応でき、「通いたくても通えない」ケースを減らすことができます。

通塾が困難な状況・環境の生徒にも受講の機会を届けられるので、新しい生徒との出会いの可能性が広がる点も、塾にとっての大きなメリットです。

専門性の高い指導を取り入れやすい

オンライン授業を活用すれば、これまで教室だけでは実現が難しかった専門的な指導や教材も、取り入れやすくなります。

たとえば、英語ではネイティブ講師によるレッスンを実現しやすく、他教科でも専門分野に強い講師を招いての授業が可能になります。地域や教室といった物理的な制限枠がなくなることで、指導に関わる人材の幅が広がり、より質の高い学習機会を生徒に提供できるのです。

専門性や得意分野を生かした授業展開がしやすくなることは、塾独自の強みづくりにもつながります。

学習記録を活かし、丁寧な個別サポートができる

オンライン授業では、出欠や学習時間、テストの結果など、個々の生徒の学習記録を自動的にデータとして残せるシステムもあります。こうした記録をもとにすれば、生徒ごとの理解度やつまずきを把握しやすく、指導方針の調整にも役立ちます。

さらに、データをもとに学習の進捗を共有できるため、保護者との面談時にも、授業の様子などを具体的に伝えやすくなります。先生個人の「感覚」ではなく、「記録」に基づいてサポートできる点は、先生と保護者の双方にとって大きな安心材料になるでしょう。

オンライン授業は、生徒の多様なニーズに応えながら、塾運営の可能性を広げていける新しい手段です。状況に合わせて柔軟に取り入れることで、塾の魅力や価値をさらに高めることができるでしょう。

オンライン授業を運営する際の課題と対策

オンライン授業の導入には多くのメリットがある一方で、運営上はいくつかの課題もあります。しかし、その多くは少しの工夫で改善可能なものです。

ここでは、オンライン授業を実施するときに意識しておきたい主な課題と、その対策のポイントを紹介します。

生徒の反応がつかみにくいときの工夫

オンライン授業では、生徒のちょっとした表情や反応を読み取りにくく、先生が教室全体の雰囲気や臨場感をつかみにくいことがあります。また、生徒が「理解できているか」「集中できているか」が分かりづらい、と感じる先生も多いでしょう。

このような課題には、週に一度は対面授業を行うなど、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型の授業スタイルを取り入れるのが有効です。定期的に顔を合わせることで、生徒との信頼関係を保ちながら、オンラインでも安心して授業を進められるでしょう。

また、オンライン授業中は、意図的に生徒とのやりとりの回数を増やす工夫も大切です。たとえば、画面共有で簡単な質問を投げかけたり、チャット機能を使ってリアクションを促したりすることで、生徒の理解度や関心をつかみやすくなります。

さらに、「わかったときはいいねボタンを押す」「質問があるときは挙手ボタンを押す」といったリアクションのルールを共有しておくと、生徒も反応しやすくなります。

先生側が一方的に話す時間を減らし、質問や確認のための時間をこまめに挟むことで、生徒との双方向性を保ちながら理解度を把握できる授業運営が可能になります。

生徒の集中力が続きにくい場合のサポート方法

画面越しの授業では、対面よりも生徒の集中力が続きにくく、気づけば先生の話を「聞くだけ」の受け身になっていることがあります。特に長時間の授業では、姿勢が崩れたり、注意がそれていたりする場面も見られます。

このような場合は、授業の中で生徒が主体的に参加できる時間を、先生が意識的に設けることが大切です。たとえば、短い小テストを挟んだり、名前を呼んで問いかけたりするだけでも、生徒の意識を授業に引き戻す効果があるでしょう。

また、動きをつけたスライドを作って見せる、クイズ形式で答えをチャットに入力させるなど、「見る」「考える」「答える」を繰り返すリズムを意識すると、生徒の集中力が途切れにくくなります。

このように、生徒が「聞くだけの時間」を減らし、自分から授業に「参加」できる活動を取り入れることが、オンライン授業で集中力を保持させるためのポイントです。

長時間の視聴による疲れやすさ対策

オンライン授業により長時間にわたって画面を見続けると、生徒も先生も目や肩の疲れを感じやすくなります。これが集中力の低下や体調不良につながり、授業の質にも影響することがあります。

この問題を防ぐためには、休憩時間をあらかじめ設定しておくことが大切です。
たとえば、

  • 「40分授業+10分休憩」といったサイクルを決めて、必ず休みを挟む
  • 1コマの授業時間が長い場合は、30分に1度、リフレッシュできる時間を設ける

といった疲労軽減への配慮で、集中力を切らさず質を保ちながら授業を進められます。短いリマインドを取り入れるだけでも、生徒の授業への集中度は変わってくるでしょう。

さらに、部屋の明るさや机の高さ、画面との距離など、学習環境を見直すサポートも有効です。家庭と連携しながら、生徒の身体への負担を減らし、快適に学習を続けられる環境づくりを心がけましょう。

通信トラブルへの備えと対策

オンライン授業でよくあるのが、映像が止まる、音声が聞こえない、といった通信トラブルです。授業の流れが途切れると、生徒の集中力もそこで切れてしまい、先生にとっても大きな負担になります。

こうしたトラブルを減らすには、授業前の確認と、トラブル発生時の対応ルールを決めておくことが大切です。

たとえば、

  • 授業前に回線や機材の状態をチェックする時間を設ける
  • 「音声が聞こえないときはチャットで知らせる」などのルールを共有しておく

などの備えや対策をマニュアル化しておくと安心です。

さらに、再接続の手順や代替手段をあらかじめ決めておくことで、トラブルが起きても授業を中断せずに対応できます。録画授業を用意しておけば、万が一の接続不良の際にも、生徒の学習の機会を保証できるでしょう。

事前の準備と共有を徹底しておくことで、通信トラブルを最小限に抑え、安定した授業運営につなげられます。

オンライン授業を安定して運営するためには、事前準備だけでなく、日々の改善の積み重ねが欠かせません。小さな課題や気づきを先生同士で共有しながら、より良い授業づくりへつなげていくことが、信頼される教室運営につながります。

オンライン授業に必要な準備リスト

オンライン授業をスムーズに始めるためには、事前の準備が欠かせません。ここでは、塾側でそろえておきたいものと、生徒側に準備をお願いしたいものを整理します。

塾側でそろえたいもの

オンライン授業を運営するうえで、塾側が準備しておきたいものは以下のとおりです。

  • PCまたはタブレット:安定して配信できる性能のものを用意
  • カメラ・マイク:表情や声がはっきり伝わるよう、外付けタイプがあると安心
  • インターネット回線:有線接続や高速Wi-Fiなど、安定した通信環境を確保
  • 照明や背景:顔が明るく映る照明を工夫し、背景は落ち着いた印象に
  • 授業配信ツール:Zoom・Teams・Google Meetなど。それぞれの特徴を理解し操作しやすいものを選択

こうした環境を整えておくことで、授業に集中でき、トラブル対応に追われる心配も減らせます。

生徒側に準備をお願いしたいもの

生徒に準備をお願いしたいのは、次のとおりです。

  • PC・タブレット・スマホのいずれか:画面共有や資料閲覧に対応できる端末
  • 通信環境:安定したWi-Fiや光回線を推奨
  • 学習スペース:静かで集中できる場所を確保(できるだけ生活音の少ない環境)
  • 教材・ノート・筆記用具:オンラインでも、対面授業と同様に使用

事前に案内しておくことで、授業をスムーズに始められ、生徒も安心して参加できます。

静かで通信が安定し、集中しやすい環境が理想ですが、家庭の事情で難しい場合もあります。その場合は、スマホでの参加を許可する、イヤホンを活用して生活音を抑えるなど、可能な範囲で工夫できる方法を伝えておくと安心です。

まずは小さく始めるのがオンライン授業導入のポイントです。欠席者対応として動画を共有してみる、リアルタイムでZoom配信を試してみるなど、段階的に取り入れることで、費用や準備の負担を抑えられます。実際に運営しながら理想の形を見つけていくことが、成功への近道です。

「KYO-KAI OnE」から始めるオンライン英会話授業

オンライン授業を本格的に塾へ取り入れる際に、導入のきっかけとしておすすめなのが「KYO-KAI OnE」です。

「KYO-KAI OnE」は、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンを実現できる、塾向けのオンライン英会話ツールです。

ここでは、英会話分野でオンライン授業を始めるメリットと、「KYO-KAI OnE」を活用した指導のポイントを紹介します。

英会話は、オンライン授業に導入しやすい分野

英会話は、生徒と講師のやり取りが中心の双方向型の学習です。

そのため、オンライン授業の課題である「受け身になりやすい」「集中が続きにくい」といった点を補いやすく、生徒の反応を引き出しやすいのが特徴です。

「KYO-KAI OnE」のようなツールを活用すれば、リアルタイムで会話をしながら指導できるため、教室と変わらない臨場感でレッスンを行えます。

初めてオンライン授業を導入する塾にとっても、英会話は比較的始めやすい分野といえるでしょう。

ネイティブ講師とのやりとりで効果が出やすい

「KYO-KAI OnE」の大きな魅力は、ネイティブ講師と直接やり取りができることです。

地域によっては、ネイティブ講師を確保するのが難しい塾もありますが、オンラインなら、その壁を越えて高品質な英語指導を提供できます。

生徒にとって、ネイティブ講師との英語でのやりとりは「通じた!」「話せた!」という成功体験を得やすく、その積み重ねが英語学習への自信と意欲を育てます。

また塾にとっても、発音や表現の自然な習得をサポートできる点が、英語指導の強化につながり、塾としての強み・他塾との差別化にもなります。

他教材と組み合わせて活用できる

「KYO-KAI OnE」は、学年ごとの英語教材と組み合わせて活用できます。既存の教材で学んだ内容を、オンライン英会話のレッスンで実際に使うことができる点が大きな強みです。インプットした知識をアウトプットに結びつけ、確かな力として定着させることができます。

たとえば、

  • 【小学生】
    「ピラミッド English Travel」と組み合わせて、楽しく英語に触れるはじめの一歩として活用
  • 【中学生】
    「新中学問題集」や「Keyワーク」との併用で、授業で学んだ文法や表現を会話練習で定着させる
  • 【高校生】
    「高校リード問題集」と組み合わせ、実際のコミュニケーションに発展的に活用

このように、学年やレベルに応じて他教材と連動させることで、生徒は他教材で習得した知識を、「自分の言葉」として話す力を身につけることができます。「KYO-KAI OnE」を通して、使える英語力を段階的に育てていくことが可能になるのです。

ネイティブ講師による「KYO-KAI OnE」のレッスンは、海外センターから配信されますが、現地には日本人スタッフが常駐。講師のトレーニングやトラブル対応は日本人スタッフがサポートしているので、安心して導入・運営できる体制が整っています。

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オンライン授業を取り入れて、生徒に新しい学習体験を届けよう

オンライン授業には、塾運営の自由度を高めたり、専門性のある指導を取り入れたりと、多くのメリットがあります。時間や距離といった通塾への制約を超えて、より多様な生徒のニーズに応えられるのも大きな魅力です。

通信環境や集中力などの課題もありますが、工夫しだいで十分にカバーできます。

まずは、一部の授業や科目から試してみることが第一歩です。小さく始めてみることで、塾運営に新しい可能性が広がります。

先生にとっても、新しい指導スタイルを取り入れることで、これまでにない手ごたえを感じられるはずです。オンラインの特性をうまく活かして、生徒一人ひとりに新しい学びの体験を届けていきましょう。

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