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公開日:2024年08月30日  
更新日:2024年08月26日

【小中学校】先生あるある「学校内&日常生活」18選

教育の最前線に立つ先生たち。日々奮闘するなかで、思わず他の先生たちと「あるある!」と盛り上がる瞬間があるのではないでしょうか。授業や子どもたちとの関わり、そして日常生活まで、先生だからこその経験が詰まっていることでしょう。

そこで今回は、小中学校の先生方に共通する「あるある」を18個ご紹介します。同じ経験をお持ちの方もそうでない方も、ぜひ楽しんでお読みください。

学校内でのあるある9選

教室や職員室で日々繰り広げられる、先生ならではの「あるある」。生徒との触れ合いや同僚とのやりとりのなかで、思わず笑顔になったり、ハッとしたりする瞬間がたくさんあります。

1.字を見ただけでどの児童・生徒が書いたかわかる

毎日チェックしている、児童・生徒の書き文字。「あ、これはAくんの字だ」と一目で判別できる能力が備わります。独特のクセや特徴を持つ文字に、思わず微笑んでしまうこともあるかもしれません。

書き文字を通して児童・生徒の日々の変化を感じられる楽しみも、先生ならではの特権かもしれませんね。

2.児童・生徒の回答や発言にほっこりする

児童・生徒の柔軟な発想をした回答に感心したり、その純粋な発言に癒されたりすることも多いのではないでしょうか。なかには、大人では思いつかないような斬新なアイデアに出会うこともありますよね。

子どもたちの発言を職員室で同僚と共有し、みんなで笑顔になる……そんな光景も学校ならではの温かいひとコマです。

3.同僚と「最近の生徒の流行語」について盛り上がる

「最近の流行語」について、同僚と真剣に議論する場面もあるあるですよね。聞き慣れない言葉について「これってどういう意味なんだろう?」と首をひねったり、思わず調べたり、ときには児童・生徒に直接聞いたりする先生もいらっしゃるのではないでしょうか。他業種の方よりもトレンドに詳しいかもしれません。

若い先生から年配の先生まで、世代を超えて「今どきの言葉」について語り合う光景は職員室の微笑ましい風景のひとつですね。

4.虫に強い先生は英雄になれる

突然、教室に虫が現れる……とくに窓を開けている季節には、よくある光景でしょう。虫に動揺することもなく颯爽と退治する先生は、その日のヒーローになれること間違いなし。子どもたちはもちろん、虫が苦手な同僚にとっても頼もしい存在です。

場合によっては、虫の知識が理科の授業で活躍する場面もあるかもしれません。児童・生徒の興味関心を引き出す、貴重な機会にもなりますね。

5.プリントを配り忘れたことにあとから気づく

「あれ?あのプリント配ったっけ……?まさか!」という悪夢のような瞬間、身に覚えがある先生も多いのではないでしょうか。帰りの会まで終えて「さようなら」したけれどハッと気づいて「ごめん!一旦座って~」と謝ったり、どうしても間に合わずに各家庭に連絡をしたり……という場面、きっと一度は経験したことがありますよね。

そんなとき、同僚や子どもたちの理解ある反応に救われることも多いものです。「先生も同じ人間なんだな」と共感してもらえる、意外な機会になっているかも?

6.プリントを配ろうとしたら、1枚足りない

プリントを配っていたら、なぜか枚数が足りない!「えっ、少し多めに印刷したはずなのに……」と焦る瞬間、ありませんか?慌てて印刷室に駆け込んだり、自分用に持っていた分を渡したり……どう乗り切るかを必死で考える瞬間です。機転を利かせて対応する力も、先生には求められますよね。

7.児童・生徒の保護者が同業者だと緊張する

保護者会などで保護者から「実は私も教員です」と言われたときには、緊張感が走ります。授業参観や個人面談も、なんだか落ち着かないという先生も多いのではないでしょうか。同業者に指導の様子を見られているというのは、なんだかドキドキしてしまいますよね。

しかし同じ立場だからこそ、より深い理解と協力関係を築けるチャンスでもあります。これを機に互いの経験を共有し合えば、新たな気づきや学びが得られるかもしれません。

8.学校行事で児童・生徒より張りきる

運動会や文化祭などの行事では、実は先生のほうが燃えているかもしれません。熱くなりすぎて、児童・生徒から「先生、落ち着いて」と言われる先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方で先生が全力で取り組む姿は、子どもたちにとっても大切な学びの機会にもなります。「よーし、今年は絶対優勝だ!」と意気込む姿は、子どもたちのいい刺激になっているはずです。行事を通じて先生と児童・生徒の絆も深まりますね。

9.勤務する学校と我が子の学校の行事がかぶる

勤務校と我が子の学校の行事がかぶってしまうこともありますよね。家庭と仕事との両立の難しさに、頭を抱える瞬間です。同僚の理解も得つつ乗り越えていきたいところです。入学式や運動会、学芸会など、大切な行事が重なったときの葛藤は、育児中の先生ならではの悩みかもしれません。

しかし一方で「保護者の立場」も理解しているというのは、アドバンテージでもあります。両方の立場を経験することで、柔軟な対応ができることもあります。同僚や管理職の理解を得ながら、うまくバランスを取っていくことが大切ですね。

先生だからこそ通じ合える、業務上のあるある!
わかる~!と思うものはいくつありましたか?

日常生活でのあるある9選

先生の仕事は学校内だけにとどまりません。日常生活にも「先生あるある」が溢れています。家族や友人との関わりのなかで、思わず「先生だな」と感じる瞬間をご紹介します。

1.食べるスピードが速い

仕事の合間に給食を食べきる先生たちは、短い時間で食事を済ませる習慣が身についていますよね。家族や友人から「もう少しゆっくり食べたら?」と言われることはありませんか?

ただこの「早食い」は、忙しい日々を乗り切るための先生のスキルともいえるかもしれません。時間を有効活用することで、子どもたちとの時間をより多く確保できるという利点もありますね。

2.スーツでもスニーカーを履く

先生向けの研修では、スーツでも足元はスニーカー、大きなリュックの人があふれます。「おしゃれより機能性!」が先生たちの合言葉かもしれません。

1日中立ち仕事、動き回ることも多い先生にとって、履き心地のいい靴は必須アイテムです。この「スーツ×スニーカー」スタイルは、先生たちの間ではよくあるファッションのひとつともいえるでしょう。

3.声が大きいと言われる

教室で大勢の児童・生徒に向けて話すので、日常でもつい声が大きくなってしまいます。近所の人へのあいさつも「おはようございます!」とお腹から声を出していませんか?カラオケで「声が大きい!」と驚かれることもあるかもしれません。大きな声は先生の「職業病」ともいえるでしょう。

4.学期カレンダーのペースでスケジュールを組む

プライベートのスケジュールを組むときにも、まず書き込むのは始業式、終業式。4月始まりの手帳を使っている方も多いのではないでしょうか?「年度」単位でスケジュールを組む感覚が刷り込まれていて、1月始まりの手帳には違和感を覚えるかもしれません。休暇の計画も、学校のスケジュールを中心に組み立てる習慣が身につきますよね。

5.勤務校の学区内では特に慎重に行動する

勤務校の学区内では、ついつい慎重に行動してしまう先生も多いのではないでしょうか。勤務校の児童・生徒や保護者に会う可能性を考えて、背筋が伸びてしまいますよね。帰り道にちょっとした買い物をするときも、落ち着きません。勤務校の学区内には住まないようにする先生も多いようです。この「慎重モード」は、先生としての責任感の表れでもあります。児童・生徒や保護者との信頼関係を大切にするからこそ、ふるまいに気をつかうのだともいえます。

一方で学区内で過ごすことは地域との関わりが深まる機会にもなり得るので、上手にバランスを取りたいポイントでもありますね。

6.学校外で児童・生徒に出会うとドキッとする

プライベートな出かけ先で「先生だ!」と言われたときの緊張感といったらありません。休日のリラックスした姿を見られるのは少し照れくさいものです。「今の服装大丈夫かな……」と不安になる先生もいるかもしれませんね。

しかしこういった予期せぬ出会いは、子どもたちにとっても新鮮な経験になるともいえます。先生の人間らしい一面を見ることで、より親しみを感じるきっかけになるかもしれません。

7.テレビを見ながら授業のアイデアをメモする

オフの時間も、授業で話せそうなことに出会うと仕事モードにスイッチオン!「これ、授業で使えるかも!」と、ついメモしてしまいます。休日のニュース番組や教養番組が、明日の授業のネタになることも少なくありません。

完全にオフの時間を確保することも大切なことなので、仕事モードもほどほどに心身を休ませる時間もつくってみてくださいね。

8.学校を舞台にしたマンガやドラマにツッコミを入れる

学校を舞台にしたマンガやドラマに対し「いやいや、実際は違うよ!」とつい言ってしまう先生も多いのではないでしょうか。リアルな学校生活を知っているからこそ、フィクションとのギャップが気になってしまいますよね。

9.「夏休みたくさん休めていいね」と言われる

夏休み中は、子どもたちと同じように先生も休めると思っている人も多いものです。「いや、実は……」と説明したくなる気持ちをグッとこらえた経験はありませんか?夏休み中も研修や授業準備、部活動などで忙しいという現実は、なかなか理解されにくいものです。

ただ、たしかに夏休みは研修や授業準備、部活動などがメインとなり、通常の授業期間とは時間の使い方が変わります。年次休暇も取りやすいので、リフレッシュの機会になっている先生も多いですよね。このあたりも含めて、先生の仕事の実態を広く知ってもらうことも大切かもしれません。

毎日の業務のなかで刷り込まれた「先生」としての姿勢は、日常生活でもにじみでてきますよね……!

同僚の先生とも「あるある」を共有してみよう

共感した「あるある」はあったでしょうか?先生の仕事の醍醐味、そして苦労を映し出す「あるある」。同僚の先生とも共有して、お互いの経験を語り合ってみるのもオススメです。自身の経験を伝え合うことで、日々の疲れも少し癒されるかもしれません。

これからも素敵な「あるある」体験を重ねながら、子どもたちとの思い出も積み重ねていきましょう!

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